ひとつ違いの君と俺
公園に着くと、1つ気になる事があった。いつもは髪をねかせて、服はジーパンにTシャツの一夫が今日は、髪はワックスで完璧に決まり、服は一夫とは思えないほどオシャレにきこなしていてオマケにピアスまでしていた。とりあえず俺は一夫にどこに行くのか聞くと「ひ・み・つ」と何とも意味深な事を言いふざけあっていると、「おはよっ」と女の子の声がしたので振り向くと、そこには二人の女の子がいた。一人は今どきの女の子でもう一人は………とてもスタイルがよく……とても……タイプだ。俺は出会ってたった10秒で名前も知らない女の子に恋をしたんだ。「おっ!やっときたか」そう言うと「だって一夫いきなりダブルデートしよって言うんだもん」………ダブルデート?「わりぃわりぃ、まぁみんな揃ったし行きますか」
「どこに?」俺が質問すると一夫が「デートっていったら遊園地でしょ!」………遊園地?「ちょっとこい」俺は腕を掴み近くにあった公衆便所の中に一夫を連れてった。
実「どういう事だ?」俺が質問すると 一夫が「何が?」
「聞いてないぞ!ダブルデートなんて!」 俺が少しだけ強く言うと「当たり前じゃん言ってないもん」「あのなぁ」ため息まじりに言うと「じゃあ行かな」「行きます」俺は自分でもびっくりするくらいの速さで即答した。
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