恋愛境界線

「私、今日の数学のテストやばいかも!雪花ちゃんはどう?」

ホームルームが終わったあと、隣の席のしーちゃんが私に向かって話しかけてくる。

「私も苦手な範囲だからやばいかも。でもいつもよりは勉強したし、平均は超えたいかな」

「雪花ちゃんはこの学校に来たの最近だから知らないと思うけど、山西先生の数学のテスト、超難しいから!平均点いっつも低いし!」

「本当に!?ちょっとやばいかも」



中間テスト期間に入って2日目。
今日は数学と化学のテストだった。

1日目の国語と英語はまあまあできたと思う。
しーちゃんにはああ言ったけど、正直今日の理系科目は自信がある。

「なんか雪花ちゃん、今日疲れてる?顔色悪いよ」

「え?そんなことないと思うんだけど。そう見える?」

「うん。体調悪いなら保健室行こうか?」

「大丈夫だよ。ありがとう」



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