だいすきだったきみへ。
ひとつね、またうれしかったことがあった。

まだLINEもしてなかったころ。

両想いじゃなかったころ。

すきかどうかもわからなかったころ。

校門を抜けてから坂を上がると、

窓から顔を覗かせば、

歩いてる人が見える。

登校班でいつも通りに学校についた。

わたしは6年生ただひとりだったから、

ひとりでいつもみたいに下駄箱に向かった。
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