だいすきだったきみへ。
わたしの目には、

きみしか写ってなくて、

きみを無意識に探してた。

いつのまにかついてたわたしの癖。

いつもみんなの中心にいるきみは、

めずらしく後ろにいたね。

しかもひとりで。

わたしの隣の、人ふたり分くらいあいたとこに。

結局そのあとの各個人で撮る写真も、

きみと撮りたかったけど、

内緒にしてる手前どうしたっていけなくて、

撮れないまま、

しかもきみがいつ帰ったかわからないまま、

卒業式は終わった。
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