姫と冷酷王子
そうしてだんだん今なんでこんなことしてるんだろうということを考えている余裕もなくなり、
今まで、誰にも触れられたことのない場所に彼の手が降りた。

「涙?大丈夫?」
「ふぇっ…怖い…」

「よしよし、大丈夫だから…力抜いててな?」
彼が心配した顔で頭を撫でてくれる…でも怖い。

「ふぇぇ…」
「力抜ける、か?」
「…」
無理無理無理無理!
顔を横にふる。

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