神志名社長と同居生活はじめました
お昼休みになり、社員食堂でいつもの様にお弁当を食べていても、相変わらず周囲からの視線がチクチクと刺さる。
何だかいたたまれなくなっていると、松崎さんが社食のプレートを私の正面にドンッと置き、辺りを睨みつけてくれた。
お陰で、私をジロジロ見ていた周りの視線が一気になくなった。
「木月、気にしなくていいんだからね。あんたは何も悪くないんだから!」
「松崎さん……ありがとうございます」
松崎さんは日中も、部署内で今と同じ様に気まずくなっていた私に声を掛けてくれたり、周囲に一喝してくれたりと、完全に私の味方になってくれていた。本当に頼もしく、素敵な先輩だ。
「そう言えば、昨日はあの後、牧田とちゃんと話しは出来たのよね?」
サラダの中に入っているミニトマトを口にしながら、松崎さんが私に尋ねてくる。
「はい。でもそこで、はっきりとフラれてしまいました」
「そうだったのね……。連絡くれれば、すぐにあんたの家まで慰めに行ったのに!」
「ありがとうございます。でも昨日は社長が……」
そこまで言って、ハッとした。松崎さんという心が安らぐ存在を前に、あまりに安心しきってつい口が滑ってしまった。
松崎さんはそれを聞き逃すような人でもなく、
「え⁉︎ 社長が何だって⁉︎ 社長と昨日会ったの⁉︎」
とグイグイくる。
私も、こんなに親身になってくれる松崎さんには隠し事をしたくなくて、「実は……」と昨日のことをこっそり話した。
何だかいたたまれなくなっていると、松崎さんが社食のプレートを私の正面にドンッと置き、辺りを睨みつけてくれた。
お陰で、私をジロジロ見ていた周りの視線が一気になくなった。
「木月、気にしなくていいんだからね。あんたは何も悪くないんだから!」
「松崎さん……ありがとうございます」
松崎さんは日中も、部署内で今と同じ様に気まずくなっていた私に声を掛けてくれたり、周囲に一喝してくれたりと、完全に私の味方になってくれていた。本当に頼もしく、素敵な先輩だ。
「そう言えば、昨日はあの後、牧田とちゃんと話しは出来たのよね?」
サラダの中に入っているミニトマトを口にしながら、松崎さんが私に尋ねてくる。
「はい。でもそこで、はっきりとフラれてしまいました」
「そうだったのね……。連絡くれれば、すぐにあんたの家まで慰めに行ったのに!」
「ありがとうございます。でも昨日は社長が……」
そこまで言って、ハッとした。松崎さんという心が安らぐ存在を前に、あまりに安心しきってつい口が滑ってしまった。
松崎さんはそれを聞き逃すような人でもなく、
「え⁉︎ 社長が何だって⁉︎ 社長と昨日会ったの⁉︎」
とグイグイくる。
私も、こんなに親身になってくれる松崎さんには隠し事をしたくなくて、「実は……」と昨日のことをこっそり話した。