君に好きだったと伝えるまで…
潤。
君に好きだったと伝えるまで私は君を待ち続ける。


私が君に初めて会ったのは、中学の入学式だった。

「蘭。こっちで写真撮ろう!」私は小学校の頃から友達だった、加奈に呼ばれた。
「うん。今行く!」私は返事をして加奈の方に向かって走った。

ドンッと私は目の前に歩いて来た人にぶつかった。
「痛〜」私は尻餅をついて言った。
「大丈夫ですか?」と手を差し出してくれたのが君だった。
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