毎日、失恋。
「共同生活かぁ…ルームシェアに近いのかな?確かにいいかもしれないね。」

お互いが役割を決めともに助け合い協力し合いながら成長出来たらどんなにいいだろうか。

「よし、じゃあそうと決まれば家探しするか。あっ、でも…」

急に顔が曇りだす八神くん。

「どうしたの?」

「うちはいいとして…難関を突破しなきゃだった。」

「なんかんとっぱ?」

「うん。佐奈と僕が一緒に暮らすって言って岡ちんが簡単に頷くとは思えない。」 

「ああ…」

確かに…一筋縄では行かなそう。

実際、新婚旅行に行くにも空港であの騒ぎだもんね。

やっぱり無理かな…

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