旦那サマとは打算結婚のはずでしたが。
ぎゅっと手を握りしめて訴える。
彼はビックリしたようにビクッと肩を上げ、顔を強張らせる私へ目線を落とした。
仕切り直すには、もうこれを避けては通れない。
彼との未来も、この話をナシにはあり得ない。
きちんと聞いて始め直したい。
ちゃんと夫婦になって、彼と歩き始めたい。
(だって私、皆藤さんとこの家に住む未来しか、描いてないから)
これを彼が好きだってことになるんだろうか。
でも、他の人と結婚して一緒に暮らすことなんて、全く想像がつかなくて。
ましてや、克っちゃんなんてとんでもない。
彼は同僚としては頼りになるけど、結婚相手としては絶対に考えられない人だから。
余りにも私の勢いが勝ってたからだろうか。
皆藤さんは圧倒されるように顔を引きつらせ、少し落ち着いて…と言ってきた。
「話は聞くよ。でも、先ずは二人で庭を眺めよう」
まだ出来上がってないんだろ、と言いながら私の腰を抱いて縁側の縁に招く。
そして、そのまま黙って庭にそよぐ風と葉の擦れる音色を聴き、懐かしそうに目を伏せた。
彼はビックリしたようにビクッと肩を上げ、顔を強張らせる私へ目線を落とした。
仕切り直すには、もうこれを避けては通れない。
彼との未来も、この話をナシにはあり得ない。
きちんと聞いて始め直したい。
ちゃんと夫婦になって、彼と歩き始めたい。
(だって私、皆藤さんとこの家に住む未来しか、描いてないから)
これを彼が好きだってことになるんだろうか。
でも、他の人と結婚して一緒に暮らすことなんて、全く想像がつかなくて。
ましてや、克っちゃんなんてとんでもない。
彼は同僚としては頼りになるけど、結婚相手としては絶対に考えられない人だから。
余りにも私の勢いが勝ってたからだろうか。
皆藤さんは圧倒されるように顔を引きつらせ、少し落ち着いて…と言ってきた。
「話は聞くよ。でも、先ずは二人で庭を眺めよう」
まだ出来上がってないんだろ、と言いながら私の腰を抱いて縁側の縁に招く。
そして、そのまま黙って庭にそよぐ風と葉の擦れる音色を聴き、懐かしそうに目を伏せた。