☆服従ゲーム☆俺様王子は奴隷な私を溺愛中。
練習を終え、蓮君が来た。
「どう? 一月、僕のプレイ」
蓮君は一月君に言う。
「まぁまぁだな。もう少しチームプレーをした方がいいんじゃねぇの?」
一月君の言葉に蓮君は「ぷっ」と笑う。
「あんな雑魚達、頼る理由はないよ。それにチームプレーなんて言葉、一月に言われたくなかったね」
ピリッとした空気が流れる。
「どういう意味だ?」
「別に。ただ“お大事に”ってだけさ」
「てめぇ…」
蓮君はにやっと笑う。
「今の一月じゃ、どうあがいても僕にバスケで勝てないだろうね。それに例えジストニアが治っても、結果は同じさ」
一月君は蓮君をにらむ。
一触即発って感じだ。