黒王子に恋をして。
梓くんはキス魔です。

瑠奈side

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「――さい!―――な!瑠奈、起きなさい!」





お母さんに叩き起されました。





「ん〜、どうしたの?」

「あなた寝坊よ?梓くんずっと待ってるわよ」

「うそ!?」





時計を見ると7:30。

寝坊した。


顔を洗って、歯を磨き部屋に戻る。

すると誰かが階段を上ってくる音がした。


どうせお母さんだろう。


しかし、それは思わぬ人物だった。
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