黒王子に恋をして。
ブーンッと横を車が通った。


あ、車道側歩いてくれてるんだ





「ありがと」

「なんもしてねぇよ」





ぶっきらぼうに言う梓くん。

他の人は冷たく感じるだろうが、私には優しく感じる。





「ここ、私の家」





結局特になにも話をしないまま家に着いた。





「んじゃ、家の中入れ。入るまで見てるから」


ガチャッーー


「あ、瑠奈おかえりなさ……だぁれ!?そのイケメンは!!もしかして彼氏?ねぇ、彼氏なの??きゃー!!」
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