キミ、依存症



そっとハルの手が頬に触れる。


「菜乃」


名前を呼びながらハルの顔が少しずつ近づいてくる。


キスされると分かった時にはもう唇は触れていた。


「っん…」


なんだか今のキスは今までは違って、優しい感じがした。


自分でも変だとは思うけど‘‘両想い‘‘っていうキス。


恋人同士がするキスのような感じ。


< 235 / 342 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop