キミ、依存症
「ごめんね、菜乃。先に謝っておく」
「え…?」
「…今日は優しくなんてしてあげられそうにない」
静かな部屋にベットがギシッと軋む音だけが聞こえる。
少しずつ脱がされていく服に、やっぱり恥ずかしくて手で隠そうとすると
「ダメ。全部見せて」
そういったハルに手を掴まれる。
熱くて熱くて、息苦しい。
イヤらしいハルの手が私の体を滑っていく。
触れられたところからビクッと面白いくらいに反応する。