キミ、依存症


帰っている途中は大抵ハルが私の話を時々相槌を打ちながら聞いてるって感じが多い。


たまにちゃんと聞いているのか心配になるときもあるけど、ハルはなんだかんだ言いながら聞いてくれている。


「あと、先輩がね……」


と話すと握られている手が強くなる。


無言で聞きたくないって伝わってくる。


ははっと思わず笑うと


「菜乃のバカ」


と拗ねた貴重なハルの顔が拝めるのが最近の私の好きな時間。

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