あなたと出会うため【完】 番外編【完】
何とか2人に納得してもらって、1ヶ月後に辞める事になった。
辞める事はギリギリまで内緒にすることもお願いした。
「春弥には言ったの?辞める事。」
ある日、仕事が終わって麻衣さんと夕食を食べに出かけた時に聞かれて、私は首を左右に振る。
会社を辞めると決めてから、何度か江本さんに誘われて、ご飯を食べに行ったり、ドライブに行ったりしたんだけど、辞める事をなかなか言えないでいる。
「沢山お世話になってるけど、なかなか言えなくて………」
「あのさぁ、言うなって言われてたんだけど、あの時カメラ設置する事を提案したのは春弥なんだよ。
春弥は和花の為に頑張ってさ、樹達を追い詰めて真相を明らかにしてくれたんだよ。」
麻衣さんの言葉にビックリする。江本さんがそこまでしてくれたなんて………
「春弥は和花の事好きだよね?
和花は春弥の事どう思ってるの?」
どう………おも………ってる………か?
麻衣さんの顔を見つめたまま考える………
麻衣さんも私の顔を優しく見つめてくれている。
正直に話してみても良いのかな?
また裏切られるかな?そんな事 麻衣さんはしないと思う………いや、しないと信じたい。
私は思いきって麻衣さんに思っている事を聞いてもらうことにした。
辞める事はギリギリまで内緒にすることもお願いした。
「春弥には言ったの?辞める事。」
ある日、仕事が終わって麻衣さんと夕食を食べに出かけた時に聞かれて、私は首を左右に振る。
会社を辞めると決めてから、何度か江本さんに誘われて、ご飯を食べに行ったり、ドライブに行ったりしたんだけど、辞める事をなかなか言えないでいる。
「沢山お世話になってるけど、なかなか言えなくて………」
「あのさぁ、言うなって言われてたんだけど、あの時カメラ設置する事を提案したのは春弥なんだよ。
春弥は和花の為に頑張ってさ、樹達を追い詰めて真相を明らかにしてくれたんだよ。」
麻衣さんの言葉にビックリする。江本さんがそこまでしてくれたなんて………
「春弥は和花の事好きだよね?
和花は春弥の事どう思ってるの?」
どう………おも………ってる………か?
麻衣さんの顔を見つめたまま考える………
麻衣さんも私の顔を優しく見つめてくれている。
正直に話してみても良いのかな?
また裏切られるかな?そんな事 麻衣さんはしないと思う………いや、しないと信じたい。
私は思いきって麻衣さんに思っている事を聞いてもらうことにした。