あなたと出会うため【完】 番外編【完】
「江本さん…といると…安心…します。」
麻衣さんは何も言わず、私が話すのを待っていてくれる。
「少し…前に…好きって…言ってもらって…嬉しかった………けど………信じるのが…怖くて………」
「そっかぁ。そうだよね。前日まで仲良くしてた奴らが、次の日には手のひらを返したように離れてくんだもんね。 さすがに信じる気持ちもなくなるよね。」
麻衣さんは解ってくれた。
「私が江本さんの事を信じられる日を待っててくれるって言ってくれたんです。
………それに、樹達と話して本当の事が判った時、江本さんがいてくれたから、あの場所に頑張っていられたのも事実です。」
うんうん。と聞いてくれる麻衣さん。
「隣にいてくれるだけで、安心します。………でも、そこから進もうとすると………やっぱり………こわい…。」
麻衣さんが私の隣にきて、背中をさすってくれる。さすりながら…
「沢山の人に裏切られて、すぐには信じられないのは当然だよ。それを解ってて、春弥は待っててくれるんだよ。
あとは、和花がどうしたいかだよ。時間をかけて、しっかり春弥を見て、和花自身の気持ちに向き合えばいいよ。」
ありがとうございます。とお礼を言って、あとは他愛のない話をして楽しい時間を過ごした。
麻衣さんは何も言わず、私が話すのを待っていてくれる。
「少し…前に…好きって…言ってもらって…嬉しかった………けど………信じるのが…怖くて………」
「そっかぁ。そうだよね。前日まで仲良くしてた奴らが、次の日には手のひらを返したように離れてくんだもんね。 さすがに信じる気持ちもなくなるよね。」
麻衣さんは解ってくれた。
「私が江本さんの事を信じられる日を待っててくれるって言ってくれたんです。
………それに、樹達と話して本当の事が判った時、江本さんがいてくれたから、あの場所に頑張っていられたのも事実です。」
うんうん。と聞いてくれる麻衣さん。
「隣にいてくれるだけで、安心します。………でも、そこから進もうとすると………やっぱり………こわい…。」
麻衣さんが私の隣にきて、背中をさすってくれる。さすりながら…
「沢山の人に裏切られて、すぐには信じられないのは当然だよ。それを解ってて、春弥は待っててくれるんだよ。
あとは、和花がどうしたいかだよ。時間をかけて、しっかり春弥を見て、和花自身の気持ちに向き合えばいいよ。」
ありがとうございます。とお礼を言って、あとは他愛のない話をして楽しい時間を過ごした。