只今、愛の診察中につき。
side.kaname
何度も絶頂を迎え意識を手放し、ぐっすりと眠る彼女の体のあちこちにキスを落とすもピクリともしないのには苦笑いがもれる。
無理をさせ過ぎてしまったな…。
しかし、あんなに我を忘れて手加減なしで抱いたのは初めてだった。
心から好きな女を抱くって、心身ともにこんなにも満たされるものなのだな。
時計を見れば13時30分をまわっていて、学会は終わったがこれから病院に行ってカルテをまとめなくては……。
彼女宛てにメモを残すと、
ゆるんだ表情の彼女の寝顔に軽くキスをして
布団をかけ、僕は家を後にしたーー。