愛を知らない私を愛して






「依茉!!!!」



藤井サブは顔を真っ赤にして私の背中を叩いた。



「あははっ、すいません、ほらっ仕事しましょ!」



「もー、ほんと調子いい後輩だよ」



藤井サブ……依智兄と幸せになれるといいな……



幸せかぁ……果たして私はなれるのか……



そう思うと気が沈んでしょうがなかった。








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