愛を知らない私を愛して
すると藤井サブも同じことを思ったのか私にトントンっと合図をしてきた。
「……2人、大丈夫そうじゃない?」
「……はい、良かったです……」
「さ、じゃあ食べようか。せっかくのご飯冷めちゃうしな」
そう2人で耳打ちしてると渚くんがパンと手を叩いて箸を持った。
「そうだね! いただきます!」
そして私たちも一緒に手を合わせてから箸を持つ。
目の前にある豪華な食事を4人で綺麗に平らげた。