愛を知らない私を愛して








興味津々の藤井サブに私はぷ、と笑った。





「落ち着いてくださいよ、話しますから。この人はー……」




かくかくしかじかと福田くんについて藤井サブにだいたい話すと藤井サブは嬉しそうな顔をした。




「……絶対いい人じゃない!」




「だからいい人なんですよ」




「それで? これはご飯のお誘い? しかもランチ? 依茉の年でランチに誘ってくるのはなかなかレベル高いわ……!」





そう言う藤井サブに私は確かに、となる。




普通すぐ飲みに誘ってくるからな……男は……










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