愛を知らない私を愛して









__……






『櫻井さん、早速だけど来週お昼空いてる日ある?』





同窓会から1週間。




早速福田くんからメッセが届いた。




「……お、誰よ依茉その人」




藤井サブと休憩中いっしょにランチをしていると藤井サブは私のスマホの画面を覗いてきた。




「……同窓会で会った人ですよ」




「……え!」




私がそう言うと藤井サブは目を輝かせた。




「同窓会でいい人いたの!?」




「いい人っていうか……元々いい人で……」




「なにそれ! 詳しく!」











< 287 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop