愛を知らない私を愛して
……さ、さすがイ○スタグラマー……
「はい、どうぞ」
「ありがとう……」
カランっとドアを開けてくれて私は中に入る。
……ていうかさっきから福田くんすごい紳士的……
これは相当モテるんじゃ……
席に座ってチラッと福田くんを見ると周りの女の子から注目されていた。
……ほら、めっちゃ注目されてるし……!
「ん? どうしたの、櫻井さん」
「い、いや! なに食べようかなーって……」
「ああ! 確かにね、ここはパスタが美味しいみたいだよ」
「そっか……」