愛を知らない私を愛して







「……わ、ほんとだ……」





「でしょ?」




こんな風に撮ってもらったことないから自分じゃないみたい。




「でも快のファンの人からはツーショットを希望されてるんでしょ! ツーショット撮らないと!」




私はそう言って快をグイッと引っ張って自分に近づけさせた。




「ほら、笑って」




なぜか真顔の快に私はそう言う。




カシャッ




撮った写真を確認するとさすが快だった。







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