愛を知らない私を愛して







「依智兄! 来週の金曜日空けといて!」



私は部屋のドアを勢いよく開けて興奮気味にそう言った。



「え、突然どうしたの?」



「いいから! ご飯いこ!」



「依茉とごはん!? いつぶりだろ……分かった! 頑張って仕事終わらす!」



……よし。



あとは……







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