大天才魔法使いリリーの話
「ミャーミャー」

ん?

「ミャー。」


可愛い鳴き声....


くすぐったい....


「猫?どうしたの?ママは?」

はぐれたのかな。集中して、自然や空気、獣の気配や生き物の存在を感じる。

「わかった。猫ちゃんのママの居場所に連れてってあげるね。」

「ミャー!」

子猫に起こされたけれど、今何時だろうか。


時計を見ると、

「やばい、バトル開始時間過ぎてる...」


猫ちゃんを親元に届けて、移動魔法を使って学園に戻った。


どうやらまだ1人目で、魔物に苦戦している状況。

「リリー!!!一体どこにいたんだ?朝部屋に行っても居ないし、心配したんだぞ。それに、今朝威圧的な魔法の力を感じて、その恐怖に多くの魔法使いが耐えられなくて医務室送りだ。」

「......ごめんなさい。森に薬草を取りに出かけて夢中になってしまって。」


「はぁ、リリー次は気をつけなさい。バトル日だと言うのに元気なのは感心だ笑
それと、リリーの言う通りレベルMAXの魔物を三頭準備した。本当に大丈夫か?」

「えぇ。」

パパとママは不安そうだけれど。

私の出番は最後らしい。

次はアルトって人。

司会「次はSクラス!アルトー!!!!
なんと!レベルMAXの魔物に挑みます!!」

あれが、レベルMAXの魔物...


思っていたより期待のできそうね。

まず多くの魔法使いが詠嘆をしていることに驚いたが、アルトという人はしなかった。


なんなら、トップの悪魔を召喚して一体化して魔人にもなった。初めて誰かの魔人化を見た。きっとここにいる誰もが初めて。会場は皆んな驚きを隠せない状態。そして盛大に拍手が送られた。

次のゼクという人も、アルトと同じく。

こんなにもトップの悪魔との一体魔人化を見られるなんて、思っても見なかった。

次は私の番か...


さてどんなショータイムになるかしらね?
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