新・イジメ.COM
寮へ向けて歩きながら、あたしは今日の12時を回ってすぐに届いたメールの内容を思い出していた。


《畠平麻子が吉谷真奈美をイジメる》


真奈美ちゃんはここまで走って来るのに必死でメールを見ていないようだったけれど、あたしはちゃんと確認していた。


そろそろ、ターゲットはあたしたちになることだと思っていたタイミングだった。


「ふふふっ。これで成績50パーセントアップ」


この高校を主席で卒業すると、将来は何の職にもつかず安定した生活を送ることができるらしい。


最初のメールをしっかりと読んでいればわかることだった。


だからみんな、イジメ.COMからの命令に恐れることを忘れ、過激になって行ったのだ。


「あたしはどんな手を使ってでも、このアプリの勝者になる」


すべての自由を手に入れるためにね……。



END
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