新・イジメ.COM
グランドの中央に拘束された和重は「やめろ!」「ほどけ!」などと叫び声を上げ続けている。


必死に拘束を解こうとするが、縄は頑丈に結ばれているようでビクともしていない。


そんな中、先生2人は和重の体に生肉の塊を巻き付けはじめたのだ。


「なにやってるんだろう……」


美文が呟く。


腹部。


首元。


腕。


足。


様々な箇所に肉のブロックが付けられていく。


すべての作業を終えた先生は校舎へと戻り、グラウンドには和重1人きりになってしまった。


1人にされた不安からか、和重は落ち着きなく首を動かして周囲を確認している。
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