KA大サービス。
ガス雲の歌。
宇宙艦コロンブスのセンサがガス雲の変動を捉えていたのは偶然だった。

コロンブス副長京子は、それを少しずつ調べていた。

もともと京子はパソコンが好きだった。
いわゆる機械のほうが好きだったのだ。

クラシック音楽が流れる。自室だ。


ふと京子はガス雲の電流が何らかの歌ではないかと気づいた。

ガス雲同士のやりとり。
あるいは宇宙艦コロンブスとも。

異なった動物が出会ったときは挨拶をするものでしょう?

京子は過去の宇宙のガス雲の記録をコロンブスのサーバーで探す。
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