愛のかたち
『浅田くん、新垣さん。申し訳ないけど名簿が1番だから学級委員、よろしくね。』
教壇から言う37歳の女の担任の言葉。
担任は長い髪の毛を後ろに束ね、白いスーツを身にまといニコニコして言った。
『は?まじで?』
驚いてついタメ口になってしまったし・・・。
わたしが学級委員ってなにそれ!?
てか浅田ってどいつ?
目線を横にずらすと隣にいるさえない男。
たぶんこいつだろうな。
担任はまだニコやかに
『よろしくね。はい拍手。』
とか言って拍手をクラス全員に要請して拍手されているわたし。
みんながチラチラと見てくる視線がウザイ。
なんでそんなめんどいこと・・
しかめっつらでわたしは担任を睨んでみた。
でも気付かず担任はどんどん話を進めていく。
今日は高校2年生のスタートの日。
クラス替えがあってわたしは新垣という苗字のせいで名簿が1番ということもあり学級委員というとてつもなくめんどくさそうなものに巻き込まれてしまった。
後ろの席の子なんて荒木だからあとちょっとでわたしは免れたのに。
どう考えてもわたしには不向きだよ。
教壇から言う37歳の女の担任の言葉。
担任は長い髪の毛を後ろに束ね、白いスーツを身にまといニコニコして言った。
『は?まじで?』
驚いてついタメ口になってしまったし・・・。
わたしが学級委員ってなにそれ!?
てか浅田ってどいつ?
目線を横にずらすと隣にいるさえない男。
たぶんこいつだろうな。
担任はまだニコやかに
『よろしくね。はい拍手。』
とか言って拍手をクラス全員に要請して拍手されているわたし。
みんながチラチラと見てくる視線がウザイ。
なんでそんなめんどいこと・・
しかめっつらでわたしは担任を睨んでみた。
でも気付かず担任はどんどん話を進めていく。
今日は高校2年生のスタートの日。
クラス替えがあってわたしは新垣という苗字のせいで名簿が1番ということもあり学級委員というとてつもなくめんどくさそうなものに巻き込まれてしまった。
後ろの席の子なんて荒木だからあとちょっとでわたしは免れたのに。
どう考えてもわたしには不向きだよ。