わたしの願い
「わたしは愛ちゃんのこと、わからない。あなたの気持ちになれるわけじゃない。今までどんなにつらい目にあってきたとか、寂しい思いしてきたかとかわからない。
でも、これだけはいっておく。子供がかわいくない親なんていないのよ。誰だって親は子供を一番に考えてる。死んで悲しまないなんてそんなことないわよ」
「おばさん・・」
「連絡、してみたら?今日はもう遅いし、愛ちゃんが嫌じゃなかったら泊っていいからね。
じゃあ、おばさん下にいるから。なにかあったら呼んでいいからね」
おばさんがでていくのをみて、携帯をもう一度開く。
不在着信20件、未読メール30件近く。
そのほとんどは龍希くんからのものだったけれど、家族からも何時間かごとにあった。