好きになるには理由があります
やばい、怒られるっ、と思ったが、電話がつながった瞬間、母、条子は、
「あんた、おじいちゃんが入院したのよ。
拝殿の階段から落ちて骨折っ」
と叫び出した。
ええーっ、と深月は声を上げる。
「大丈夫なのっ?」
「足以外、ピンピンしてるけど、これは踊れないわねえ。
誰か今から代わりの人探さないと」
と条子は言う。
そこで条子はスピーカーに切り替えたようだ。
「ほら、おじいちゃん、深月が心配してるわよっ」
と言う声が少し遠くなる。
「深月ーっ。
わしは大丈夫じゃーっ」
と祖父、万蔵の声が聞こえてきた。
いつも通りのハリのある声に、ホッとする。
「あんた、おじいちゃんが入院したのよ。
拝殿の階段から落ちて骨折っ」
と叫び出した。
ええーっ、と深月は声を上げる。
「大丈夫なのっ?」
「足以外、ピンピンしてるけど、これは踊れないわねえ。
誰か今から代わりの人探さないと」
と条子は言う。
そこで条子はスピーカーに切り替えたようだ。
「ほら、おじいちゃん、深月が心配してるわよっ」
と言う声が少し遠くなる。
「深月ーっ。
わしは大丈夫じゃーっ」
と祖父、万蔵の声が聞こえてきた。
いつも通りのハリのある声に、ホッとする。