焦がれる夜に、あなたのキスを。【完】番外編更新


「ああ。あれに出稿後分析データの曜日別比較ものっければそれで確定版でいいぞ」

「確かにこの件はそれも載せた方がいいですね。はい、ありがとうございます」

「このままでもじゅうぶんよく出来てるけど、相手が理詰めだからな。念には念を」

「ですね」

そこから二、三言交わして席に戻る。

成宮さんと付き合うことになってから、瀬戸さんにも言った方がけじめだろうと考えて伝えることにした。

『やっぱりなぁ』

瀬戸さんはため息を吐きながらも、どこかすっきりしたような顔で笑った。

『それでもお前は、俺の可愛い後輩だよ』

私にとっても、仕事や、人間として大切なことも教えてくれた大事な人に変わりはありませんと言った。

瀬戸さんとは今まで通り部下と上司の関係のまま、ぎこちなさもなく仕事をしている。

「あとちょっとだ。これが終われば」

いつもより時計を気にしてしまうのは、今日は予定があるからだ。

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