藍と未来の一つ屋根の下
「藍ってそういうの興味ないの?」

「お前ほんとその話好きだな」

「いいじゃん。うちらカップルでしょ」

「だから前も言ったけど」

「前も言ったけど?」

「俺、男」

「だから知ってる」

「ほんとに分かってる?」

仰向けで未来を腕枕していた藍が身体を横にして未来の方を向く。

「止まらなくなっても知らねえよ」

「うん」

藍が未来に覆いかぶさった。

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