藍と未来の一つ屋根の下
その日の夜、藍と未来は未来のベッドで色んな話をした。

「N高ってやっぱ勉強ばっかりしてるの?」

「そうでもねーよ?」

「頭いいじゃん」

「お前高校入ってから遊びすぎだろ」

「勉強もしてるよ」

「見たことねえ」

「会ってなかったじゃん。高校入ってから」

未来が寝返りをうつと藍が腕を未来の方に伸ばした

未来は藍の腕に頭をのせる。

「はじめてだ。腕枕してもらうの」

「お前今度家来こい。勉強教えてやるよ」

「なにそれ。藍の方が頭いいみたいじゃん」

「事実だろ」

「私の家でいいじゃん」

「やらねーだろ」

「なんで」

「俺の家ならばーちゃんいるから変なことしないだろ」

「変なことってなに」

「知るか」
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