大事な君へ。(※若干百合要素あり。)作…野山 菊一編集者様…咲里雫様
1章、君の記憶。
回想(奏side)

…“それ”は、帰宅途中に起こった。

紅葉「でねー!今日の数学の小テストで満点とったのー!!」

隣にいる紅葉が笑う。

僕『流石、紅葉だね。』

つられて僕も笑った。

…が、次の瞬間、信号を無視して爆走するトラックが、紅葉を…

僕『紅葉ぁああああああああああ!!』

僕は紅葉を突き飛ばし、そして…

トラックに、衝突した。
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