寂しがり屋の月兎
「なんで玉川さんと仲良くなったの?」

割と疑問だったのである。

全然タイプが違う二人に見えるので。

「ああ」

有明は、昔を懐かしむ顔になった。

「中学のときにね」

話してくれるらしい。

大人しく拝聴しておこう、長い話になりそうだし。

窓の向こうの枯れ葉を眺めながら、有明は昔の話を語りだした。
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