拝啓 元カレ上司サマ

君がため


それでも、麗香のために何か出来ることはないものかと、考えずにはいられない。

記憶喪失であったとは言え、過去に己のしでかした消し去りたい過去を棚に上げてでも、何とか繋がりを持っていたいと。

例え、麗香が記憶が戻っていることを知らなくても、ただの元上司と元部下の関係だとみなしていたとしても、それでもいいと煌太は思うのだった。







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