拝啓 元カレ上司サマ

入籍して早や三ヶ月。

家族は仲良くやっている。

先達てあった子供達の参観日には、麗香に同行した煌太が感激のあまり涙するという場面もあった。

まさか自分が、学校行事に参加する日が来るなどとは考えたことがなかった彼は、宗也の分も子供達に拘わって行こうと決めている。

しかし麗香は、こんなにも煌太が感激屋だったとは知らなかったのだ。




< 486 / 496 >

この作品をシェア

pagetop