拝啓 元カレ上司サマ

これから先の麗香の人生は、煌太と共にあるのだ。

宗也の墓前に手を合わせ、ずっと家族を守り抜くと誓いを立てて、涙をそっと拭った麗香を、優しくその腕に包み込んだのは、煌太であった。

煌太もまた、生涯麗香を愛し、子供達の行く末を見守っていくと、宗也に断言するのだった。








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