Love is GAME
「何でもないわ。」

「愚痴なら、聞きますよ。」

その言葉が、私の心を和らげる。


その時だった。

聞き覚えのある笑い声が、辺りに響いた。

それはまさしく、京太郎の声だった。

同じ会社でも、違う部署なのに、その声を聞き分けるなんて。


胸が痛くなった。

私は、どうしてあんな人を好きになってしまったんだろう。

相手の心を、踏みにじるようなあの人に。


今もそう。

私じゃない、違う女性を引き連れて歩いている。
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