呪桜 キミ思フ
なんだろう……
古風なメロディーがする
その真ん中でキラキラ踊る女性がいる
楽しそう

そう思った瞬間、菊月があたしに呼びかけた

「桜華、あんたはまだ未知すぎる
 だから、本当のことは言わない
 いつ気づくか楽しみだよ」

そういうと暗闇に姿を消した

「な……なんなの!?」

思わず嘆く

「僕が説明します、桜華さん」

駿がそっと口を開いた
説明する??
何を?
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