*SOUZI*
ある日
「なぁ 総司」
「ん?」
「光の刀… どうだった?」
それは、持った心地?切れ味?
それとも… 世間の噂?
沖田が慎太郎を見つめた
「どういう答えを期待してるのか
意図がわからない」
普段、口数が多い方でない沖田なら
それらしい答えを適当に出したが
慎太郎とじっくり話さなければと思った
「総司だから話すけど…
刀には、光が徳川家定様の実子だと
何かしらの印があるらしいんだ」
「その話、知ってる
でも、どちらも分解して中まで見てるけど、なぁーんにもなかったぞ」
「…何も?」
「ああ」
「俺は、徳川家定様の実子を守る事が任務で、それが光だと確信している
印がないなどと、そんなこと
あるはずがない!」
「なぁ 総司」
「ん?」
「光の刀… どうだった?」
それは、持った心地?切れ味?
それとも… 世間の噂?
沖田が慎太郎を見つめた
「どういう答えを期待してるのか
意図がわからない」
普段、口数が多い方でない沖田なら
それらしい答えを適当に出したが
慎太郎とじっくり話さなければと思った
「総司だから話すけど…
刀には、光が徳川家定様の実子だと
何かしらの印があるらしいんだ」
「その話、知ってる
でも、どちらも分解して中まで見てるけど、なぁーんにもなかったぞ」
「…何も?」
「ああ」
「俺は、徳川家定様の実子を守る事が任務で、それが光だと確信している
印がないなどと、そんなこと
あるはずがない!」