偽のモテ期にご注意を

「これを持って行って、先に飲んでて。」

「俺がします」

食器と一緒に買って貰っていたザルに、うどんを流し入れようとしたら、止められてしまう。

「え、でも火傷するかもしれないわよ」

「だからです」

強引に鍋を取りあげ、流しのザルに入れるのを驚きの眼差しでみていた。

その後の冷水で締める作業も置鮎に奪われてしまう。

『こんな事されたら、勘違いしちゃうよ』

大事に扱われいるように錯覚してしまい、慌てて思い直す。
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