先生。
もう、また違う意味で涙出てくるよ。



ーーそんな時、



また、手が握られた。



「せん、せ?」



「誰かに入られたらマズイから鍵閉めて来た」



どうゆう事…?



「このままちょっと向こうに寄れる?」



そう言って壁を指差す。



訳わからないまま、ゆっくりと壁際にずれる。



この状態じゃ私と先生は手は繋いだままで、



ベッドに変な間隔が空いておかしい。



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