先生。
泣いても泣いても涙は出続けるし



痛みも止まらない。



先生には頼っても先生を困らせるだけ。



そんな事分かってるはずなのに口から



言葉が出てるんだ。



ほら、先生も困った顔してる。



「ちょっとごめん」



私の手を離し立ち去って行った。



あーあ…余計なこと言わなきゃ良かった。



何してんだろ、私。



そんなの困るに決まってるよね。



訳わかんない助け求められて。



< 25 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop