先輩に愛されすぎて。
「桃香、生徒会室行こうよ」


「一緒にお昼食べよ!桃香ちゃん!」


満面の笑みを浮かべながら言う。


「そこの…お友達かな?
桃香借りていい?」


「え!はい!どうぞ!!
あ、私、真美です!」


真美の目はキラキラしていて、


ちゃっかり自己紹介までしている。


「じゃあ行こう。」


私の手をまた掴み廊下に出て行く。


すると当たり前のようにまた


「先輩〜!!カッコいい!!」


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