先輩に愛されすぎて。
「無いって!大丈夫だよ」


危うく真美に保健室に連れて行かれそうに


なった私はひたすら説得した。


「そう?まぁ無理にとは言えないから…
体調悪くなったら私を呼ぶこと!」


いいね?!と、力強く真美が言った。


「分かったって…」


「おーい!席つけ〜!HR始めるぞ」


少し古い教室のドアが開き、担任の先生が


出席簿を持ち入ってきた。


あ行から順に名前を呼ばれていく。


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