いつか君を振り向かせられたなら
チリンチリン、ドドンドドンド





お祭り特有の陽気な笛や太鼓の音が響く中それに負けないくらい大きな笑い声をあげながら6人で歩く





隣には夢と美波。目の前を歩くのはめったにクラスでは笑顔を見せない矢野





なんて幸せなんだろう





そもそも矢野たちとお祭りに行けていることが奇跡だ





この幸せを忘れないようにしよう・・・





そう心に誓っていると突然目の前を歩いている矢野が振り返った





「坂井達、俺らそこでたこ焼き買ってきたいんだけど坂井達はどうする?」





突然振り返った彼と目が合ってどきんと胸が跳ねる





彼の目が私の目だけを見ている




このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・




気づけばずっと矢野を見てしまっていたみたいだ




不思議そうに美波が私の顔を覗き込んだ




「ちょっと!ちょっと~響聞いてる~?」
< 62 / 62 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

雨色のてるてるぼーず

総文字数/33,967

恋愛(純愛)86ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「私、雨女なんだ。この名前のせいで。」 「じゃあ僕が雨を晴れにするよ。この名前で。」 ❁❁❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 異性との付き合い方を忘れてしまった 中高一貫女子校生活5年目の高校2年生 栗田 水葉 (クリタ ミズハ) × 男子校生活2年目の高校2年生 竹中 陽 (タケナカ ヒナタ) ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁︎❁︎❁︎ 「私達、共学だったら一緒にいないと思う」 「たとえどこにいても僕は君を見つける自信あるよ」 他校の人と恋なんて難しい? いやいや全然そんなことありません!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop