猫かぶり王子と灰かぶり姫
思わずボソリと呟いてしまった言葉を笑みで誤魔化し、手元にある手作り弁当に手をつける。
ふりかけのかかった白ご飯を口元に持っていこうとするも、度の合わない分厚すぎる眼鏡をつけているせいか遠近感が不確か。
それに加えて長い前髪が邪魔をして余計に食べずらいものだからほんの一瞬だけ眼鏡をずらし前髪を左手で固定し、やっと口に入れることができた。
うん。我ながら良い料理の腕だ。
といっても白飯にふりかけをかけただけである。
その他のおかずはもちろん手作り。
朝早くから起きて作るのは大変なんだぞ。父子家庭舐めてもらっちゃ困る。
と、口に入れた食べ物をじっくりと味わっていると、前からの突き刺さるような視線が…
「な、なに?由梨ちゃん。」
「いや、やっぱ綺麗な顔してるなーって思って。
なんで顔隠してるの?勿体ない。」
「あははは、人は誰しも知られたくないものが一つや二つ…
まあ、別にすきで隠してるわけじゃないんだけどね。ってああ!!
眼鏡とっちゃダメっ、返して返して…」
またもや何かを疑うような目付きに耐えられず、目線を横へとそらして行っていれば、突然として由梨ちゃんにメガネを取られてしまった。
それはもう一瞬の出来事で、眼鏡をとった由梨ちゃんを見れば私の眼鏡をを装着し、眉を眉間に寄せていた。
「うわっ、これ伊達だと思ってたのに本当にレンズ入ってるじゃない。
伊織ってばこんなに目が悪いの?」
「違う違う、わざとだけどって、そうじゃなくって!」
「伊織、こんな眼鏡かけるのやめときなよ。逆に目悪くなっちゃうよ?
前髪も長すぎ!!それじゃあ黒板の字だってまともに見れないでしょうが。」
「ああっ、由梨ちゃん…」
額に怒りマークを宿して説教をする由梨ちゃんに頭は上がらず、何故眼鏡は募集された上に、どこから取り出したかアメピンによって前髪は頭上で固定されてしまった。
「無理無理!やっぱり眼鏡だけでも返して由梨ちゃん!」
と、無駄に視界良好となってしまった目元に違和感があり、取り上げられた眼鏡を返してもらおうと立ち上がったその瞬間。
机の脚に躓いて、座っていた椅子ごと転げてしまった。
それはもうドスンっだなんて大きな音を立てて…
それが故にイタタと少々打った頭を抑えながら立ち上がれば周りの視線はこちらに向いていて、隣で「大丈夫!?」と、心配する声を耳に入れながらも私は目が合ってしまった人物を見ると、瞬時に頭の中で「もう終わりだ」なんて言葉が浮かんできたのだ。
ふりかけのかかった白ご飯を口元に持っていこうとするも、度の合わない分厚すぎる眼鏡をつけているせいか遠近感が不確か。
それに加えて長い前髪が邪魔をして余計に食べずらいものだからほんの一瞬だけ眼鏡をずらし前髪を左手で固定し、やっと口に入れることができた。
うん。我ながら良い料理の腕だ。
といっても白飯にふりかけをかけただけである。
その他のおかずはもちろん手作り。
朝早くから起きて作るのは大変なんだぞ。父子家庭舐めてもらっちゃ困る。
と、口に入れた食べ物をじっくりと味わっていると、前からの突き刺さるような視線が…
「な、なに?由梨ちゃん。」
「いや、やっぱ綺麗な顔してるなーって思って。
なんで顔隠してるの?勿体ない。」
「あははは、人は誰しも知られたくないものが一つや二つ…
まあ、別にすきで隠してるわけじゃないんだけどね。ってああ!!
眼鏡とっちゃダメっ、返して返して…」
またもや何かを疑うような目付きに耐えられず、目線を横へとそらして行っていれば、突然として由梨ちゃんにメガネを取られてしまった。
それはもう一瞬の出来事で、眼鏡をとった由梨ちゃんを見れば私の眼鏡をを装着し、眉を眉間に寄せていた。
「うわっ、これ伊達だと思ってたのに本当にレンズ入ってるじゃない。
伊織ってばこんなに目が悪いの?」
「違う違う、わざとだけどって、そうじゃなくって!」
「伊織、こんな眼鏡かけるのやめときなよ。逆に目悪くなっちゃうよ?
前髪も長すぎ!!それじゃあ黒板の字だってまともに見れないでしょうが。」
「ああっ、由梨ちゃん…」
額に怒りマークを宿して説教をする由梨ちゃんに頭は上がらず、何故眼鏡は募集された上に、どこから取り出したかアメピンによって前髪は頭上で固定されてしまった。
「無理無理!やっぱり眼鏡だけでも返して由梨ちゃん!」
と、無駄に視界良好となってしまった目元に違和感があり、取り上げられた眼鏡を返してもらおうと立ち上がったその瞬間。
机の脚に躓いて、座っていた椅子ごと転げてしまった。
それはもうドスンっだなんて大きな音を立てて…
それが故にイタタと少々打った頭を抑えながら立ち上がれば周りの視線はこちらに向いていて、隣で「大丈夫!?」と、心配する声を耳に入れながらも私は目が合ってしまった人物を見ると、瞬時に頭の中で「もう終わりだ」なんて言葉が浮かんできたのだ。